2025年 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、すばらしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年もこうして皆様に、新年のご挨拶ができますことを何よりも幸せに感じております。これもひとえに、ご利用者とそのご家族の皆様および地域の皆様、そして扇寿荘の全職員の皆様のご協力とご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
さて、昨年2024年は、元日に能登半島地震が発生し、その後も、全国各地で地震・豪雨などの自然災害があり、自然災害への対策を考えさせられた1年となりました。また、日本経済は、賃上げを上回る物価高など、国民の暮らしにも不安定さが進みました。
しかし、一方で、パリオリンピックやパラリンピックで多くの日本人選手がメダルを獲得したことや、大谷翔平選手が50-50達成や2年連続3回目のMVPを獲得したことは、多くの国民に感動と勇気を与えてくれました。また、20年ぶりとなる新紙幣の発行も、大きな話題となりました。
本年、2025年は「巳(へび)年」です。 本来の干支で言うと「乙(きのと)・巳(み)」となります。「乙(きのと)」は、起こったことが次への成長を待って力をためている状態を指し、「巳(み)」は、植物がぐっと伸び、成長しきっている状態を指すということですので、「乙(きのと)・巳(み)」の年は、さらなる成長を目指して力をため成果を試す、つまりは、今まで胸に秘めながらも準備をしてきた夢に向かって挑戦する、には良い年のようです。ヘビが脱皮を繰り返して成長することは、再生も意味しており、過去の失敗も新たな成長へと変える絶好の年でもあるようです。
最後になりましたが、ご利用いただく皆様が安心して健やかに過ごしていただけるように、今年も職員一同一丸となって務めて参りますので、ご利用者の皆様には、どうぞお身体に気をつけられ、元気で楽しく、扇寿荘をご利用いただきますようお願いいたします。
施設長 浅見紗衣